キャンベルスープ

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キャンベルスープ缶は備蓄に向いている? 防災士がすすめる「1年ストック法」とは?

2026.02.24

キャンベルスープ缶は備蓄に向いている? 防災士がすすめる「1年ストック法」とは?

賞味期限が長めの缶タイプのキャンベルスープは、実は防災用の備蓄にもぴったりです。暮らしの中の防災に詳しい防災士・矢野きくのさんに、備蓄のコツやキャンベルスープを備蓄品として活用するメリットについて伺いました。

矢野きくのさん

この方にお聞きしました

矢野きくの(家事アドバイザー・防災士)
効率化を考えた家事術、暮らしの中での防災などを中心に、テレビ出演、講演、コラム連載などで活動。時短家事術のアドバイスをはじめ、「防災士」の資格を持ち、家庭での備えについても発信している。

食品の備蓄は2週間×人数分がおすすめ

地震をはじめ災害の多い日本において、各家庭で対策をしておくことは不可欠だと矢野さんは言います。

「国や自治体などの公的機関が支援を行うのが公助、対して自分や家族を守るために備えるのが自助と言います。公助は、大きな災害になればなるほど、物資等が行き渡るまでに時間がかかってしまいますので、自助がとても重要です。自宅避難をした場合、食べ物や飲み物の備蓄がある家庭とない家庭では、過ごし方はもちろんですが、不安感といったメンタル面も差が出てしまうことが考えられます」

非常時はただでさえ心が不安定になりがちです。災害にあった精神的苦痛に加えて、食べ物や飲み物がなければ不安はさらに大きくなります。備えによって不安を軽減できるなら、備蓄をしておくに越したことはありません。では、食料は何日分を備えるべきなのでしょうか。矢野さんに目安を伺いました。

「以前は3日分と言われていましたが、近年の大きな災害が発生した後の状況を鑑みると、安心してゆったりとした気持ちで暮らすためには2週間分(×人数分)の備蓄が必要と考えています。私自身は食べ物、飲み物、トイレ、薬など、普段使いのもののストックを含めると、家族が1ヶ月くらい生活できる量を揃えています」

キャンベルスープ缶のストック

忙しい方もOK! 1年ストック法

備蓄の方法としては、普段使いのものを少し多めに買い置きし、消費した分を買い足す「ローリングストック」がよく知られています。しかし、矢野さんご自身は管理が少し難しいと感じているそうです。

「ローリングストックは、きっちり管理ができる方には向いている方法だと思います。ただ、食べた分を把握して、その都度買い足すという、管理の手間に対応するのが難しく、続かなかった経験をした方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか」

そんな、細かい管理は苦手、という方にもおすすめの方法が、矢野さんが提唱する「1年ストック法」です。

「今は技術も進んで、賞味期限が1年以上ある食品が増えました。そこで管理の頻度を“随時”から“年1回”に減らした方法が『1年ストック法』です。箱や引き出しなどに賞味期限が1年以上ある食べ物や飲み物を2週間分入れて、しまっておくだけ。ローリングストックですとキッチンまわりにスペースが必要ですが、1年ストック法の場合、直射日光や高温多湿を避け、食品の表示や保管条件に合う場所であればどこでもOKです。目につくところに入れ替え時期を書いておくと、食べずに賞味期限が切れてしまうといった失敗を防ぐことができます」

1年ストック法

なぜキャンベルスープ缶が備蓄に向いている?

矢野さんは実際にキャンベルスープ缶を備蓄品として採用しているのだそうです。

「お世辞じゃなく、すごく好きなスープなんです。ご飯にかけたり、パスタソース代わりにしたり、アレンジができるところも気に入っています。缶タイプは賞味期限が長いので安心してストックできます」

牛乳ではなく、水を加えるタイプのミネストローネ缶は、特に災害時に利便性が高そうです。

「災害用としてカセットコンロを準備している方も多いと思います。温めてすぐに食べられる具だくさんのキャンベルスープは、災害時の強い味方になってくれます。温めなくても食べられるので、熱源を節約したい場合にも便利です。実は私、ミネストローネ缶以外も水でのばして食べることがあるのですが、あっさりしていておいしいんです。

それと“汁物”であるというのもいいですね。非常時、食欲がなくても食べやすいですし、温かいスープは体を温め、気持ちを和らげてくれます」

ミネストローネ缶

キャンベルスープ缶と一緒に備蓄するとよいものは?

キャンベルスープ缶と一緒に備蓄するとよいものはどんな食べ物でしょうか。

「まずは主食となるものですね。私自身は一つだけローリングストックをしているものがあって、それはお米です。お米5kgで約33.3合。0.5合をお茶碗1杯分と考えると、大体66~67杯分くらいの主食となります。停電が発生して炊飯器が使えなくても、耐熱性のポリ袋にお米と水を入れて、カセットコンロで湯煎をすればご飯を炊くこともできます。そのほか、茹で時間の短いタイプのパスタ類もいいですね。

あとは、災害時はどうしても炭水化物が多くなりがちなので、魚の缶詰などたんぱく質が摂れるものも一緒にストックするといいですね」

キャンベルスープ缶とお米

※記事の情報は2026年2月24日時点のものです。

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